家族で居酒屋でご飯食べても良いじゃない!

居酒屋のイメージは変わったとアンドモワ株式会社は言う

『居酒屋』というと、以前は本当に、お酒を飲むことだけが目的で、学生ら若い世代がお酒を飲んで騒いで、またはおじさんたちがのんびり好きなつまみを突いて常連さんとしゃべっている、という場所のイメージが強かったものですが、この数年で随分とイメージが変わりました。

メインのお酒はさらに美味しく、しかしメニューはどんどんバラエティに富むようになり、対象年齢はずいぶん変わってきたように感じます。
ベースの魚や焼き物のラインナップはそのままに、若い世代に喜ばれるガッツリ系の肉料理やボリュームのあるピザ、〆になるようなご飯ものなども充実してきて、料理もお酒も無国籍状態になってきているように感じられます。

若い女性を意識してか、デザートもパフェや甘味など季節ごとに限定のものが考案されていて、それを楽しみに来るグループも少なくありません。

さてそんな中で昨今増えてきて、一部問題になっていることがあります。
夜遅くに、小さい子供がそんな店に来ている、それは大丈夫なのだろうか、ということです。

お酒を飲む環境に小さな子供を連れてきて、親は酒を飲んでいるというのは如何なものか、という趣旨で、インターネットの掲示板をはじめとして、様々な媒体で問題提起されていますが、それもそれぞれの状況によってのことであり、一括りにしてすべてが責められるようなことなのか、と疑問に感じます。

家族で居酒屋に食べにいくの、何が悪い?

例えば、滞在時間が深夜帯で、親たち大人がべろべろに泥酔していたり、というのであれば疑問の余地なくそれは責められるべきでしょう。
しかし、夕方や、20時~21時頃に親子で和やかに食事をし、そこで親がビールを一杯、晩酌がわりに飲んでいる程度であれば、それは咎められるようなことなのか、と考えてしまいます。

今は、若い世代の夫婦は共働きであることが多く、そこに小さなお子さんがいたら、毎日の生活がそれこそ朝から晩までフル稼働で、休日も掃除や洗濯で追われてしまうのが当たり前の日々なのでしょう。

そんな中で、たまにちょっと力を抜いて近所の店に気軽に晩御飯を食べに行く、そんな、ファミレスに似た感覚で捉えているのかもしれません。
ファミレスにはない本格的な焼き魚や焼き鳥も、お父さんお母さんには嬉しいメニューですし、ピザやチャーハン、デザートも子供たちにはちょっとした”ごちそう”でしょう。

居酒屋ならではの座敷なら、隅っこの席を選ぶことで小さな子供が眠ってしまっても少し寝かしておくこともできますし、ざわついている店内は子供が少しくらい大きな声を出しても目立たず、親たちもリラックスできる、そんな場所になっているのではないでしょうか。

以前なら、店内に流れるタバコの副流煙という健康上の問題もありましたが、現在は保健所の指導や条例などによって多くの店舗が全面禁煙(もしくは分煙)になっており、子供たちにもそういうリスクは減っていると言えます。

常連になると子供たちのこともかまってくれるようになる

また、アンドモワ株式会社などのチェーン店の店舗でも、客の事をスタッフがよく覚えていて、よく訪れる常連になると、家族連れの子供たちの事もかまってくれるようになったり、親子でシェアしやすい量のメニューを教えてくれることもあるようです。

そんなふうに、『居酒屋』の捉え方が多様化している現在では、一概に子供らがそこにいることを昔の感覚でとやかく言うことはないのでは?と考えます。
むしろ、若い世代の『草食化』などによって、日常的にお酒をたしなむ人口が減ってきている中で、居酒屋をうまく活用しているのがこの家族連れの世代ではないでしょうか。

親たちも、小さな子供たちも、さらにはその上のおじいちゃん、おばあちゃんたちも、何某かの食べたいメニューが提供され、アルコールだけでなく、様々なノンアルのドリンクもそろっており、手軽な価格で和気あいあいとご飯が食べられる、そんな場所へと変化してきているのでしょう。

居酒屋を家族の食卓として使うのは自然な流れ

家族みんなで出かけた帰りにちょっとご飯を食べていこう、という選択肢に、居酒屋が上げられるようになったのは、むしろ自然な流れのようにも感じます。
しかし、確かにあまりにも遅い時間に子供が起きてそこに座っている、というのは心配になってしまいます。

勿論そうならないことや、親がきちんと子供を見て安全を確保していることが大前提ですが、マナーを守って家族で穏やかに食事をしているのであればそっと見守って、危なくないようにスタッフが配慮することも大切なのではと思います。

小さいころに、そんな空間で美味しくご飯を食べて育った子どもは、大きくなったらきっと美味しいお酒の飲み方を自然に身につけていくかもしれません。
将来、そのお店に親子で揃ってお酒を飲みに来る、そんな可能性も少なくないのです。

そういう意味で、居酒屋はかつての固定概念から抜け出してより一層多様化の道を進んでいくのではないでしょうか。
そこに美味しいお酒と食事が並んでいたら、それはそこに集うすべての人にとって、とてもシアワセなことだと考えるのです。

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