アトピー化粧水について研究する畑教授

アトピー化粧水について調べていると、「そもそもそんなものはこの世にない」なんていう極論を目にしたりすることもあります。

ただ、衝撃的なタイトルに惑わされずに、しっかり言いたいこと、伝えようとしていることを読み取ると「値段やネームバリューだけが決め手じゃない」と、もっともなことを言わんとしてたりします。

確かに値段が高い=よく効く、ネームバリューのる商品=万人に効く、ではないことはわかります。

アトピーや敏感肌の人というのは、同じような症状や肌の状態であっても、個人によってそれは千差万別、「似てても違う」ことがほとんどです。

なので、いくら人気がある商品でも、知名度が低い隠れた商品であっても、それぞれ合うか合わないかは試してみないとわかりません。

「コラーゲン」とか「セラミド」とか、今流行りの成分が含まれているとなれば、ついついそれが欲しくなってしまうこともありますが、この時その他の成分にも気を付けないといけません。

いくら気になる成分が含まれていても、それがほんの数%で、むしろ敏感肌には良くない成分のほうが多く含まれている場合もあります。

なので、特定の成分だけに気を取られずに、成分表全体を意識して見るようにする必要があります。

アトピー化粧水選びならなおさらです。

これまで見たネットの情報でもなるほどという文章がありました。

「化粧品メーカーはマーケティングありきの企業」だと。

また、成分表についてですが、これは「自分で判断ができるようにするため」に商品に記載されているのをご存じでしたか。

いくら記載されていても、判別できる人はほとんどいません。

でも、成分表は、配合量の多い順に記載するという決まりを知っていれば少し違ってきます。

大抵の場合、まずは水が最初に記載されているはずで、その次がアルコールやエタノールの類だと、成分表の後ろの方にコラーゲンなどと書かれていても、刺激の強いアトピー化粧水には不向きな商品だとわかります。

教育者で有名な畑恵氏も、子供がアトピーで悩んでいる時期があったらしく、この手の研究には一時期没頭したようです。

医薬部外品の落とし穴

医薬部外品」って知ってますか。

アトピー化粧水や敏感肌の人向けの化粧水などを探していても、この「医薬部外品」って言葉が、ちらほら記載されている(というよりアピールされている)のを見かけますよね。

「医薬部外品」とは、医薬品とは違って、治療目的のものではなく、予防や改善がその主な役割とされているんだそうです。

薬事法では、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」「医療用具」の4つに分類されていて、この中の1つが「医薬部外品」なんですね。

「化粧品」との違いは、含まれている有効成分の効果の大きさで、この効果がより穏やかなほうが「医薬部外品」になります。

そして、「医薬品」との違いは、効能や効果、使用上の注意の記載が義務付けされていますが、「医薬部外品」のほうはといえば、指定された成分のみ表示の義務があります。

「表示指定成分」と書かれているので見ればすぐにわかります。

ただ、この住み分けがアトピー化粧水にとってはやっかいで、全成分を表示する必要がないため、ある意味「都合の悪い成分は表示を免れることができる」ともいえてしまうんです。

メーカー押しの有効成分はきっちりアピールできて、なおかつあまり知らせたくないものは伏せてしまえる。

これでは、メーカー都合で成分表示をコントロールしているといわれても仕方ない話のように思えます。

「医薬部外品」と聞くと、「化粧品」よりはなんだかそっちのほうが良さそう。。。って気持ちになりませんか。

とくにアトピー化粧水や敏感肌用の化粧水の場合、お肌にやさしいものが欲しいわけですから、当然そういった心理が働きますよね。

まさにメーカーの思うツボといったところですが、これを知ると「医薬部外品」こそ、慎重に選ばないといけないってことがわかると思います。

実際、全ての成分について良いものだけしか取り入れないなんてことは無理な話かも知れませんが、こういった市場の原理も知っておくと、
これからの化粧水選びも確実に違ってくるはずです。

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